「ミズニーオブザイヤー」とは俺がその年に最も気に入った水煮ゲーを
紹介すると同時に敬意を表する。
という気持ち悪い上に一方通行で独りよがりな最低の祭典です。
ノミネート対象1.水煮が出ていること。
2.その年にスレ投下されたゲームであること。
3.俺のローダーに消さずに残っている、お気に入りゲーであること。
以上を満たした作品がノミネート対象です。
ノミネート作品◆
「おしくらまんじゅう」自動保管庫リンク一発ゲーではあるが、
水煮の魅力を十分に引き出した一作。
おしくらまんじゅうの誘いを、
嫌な顔一つせずに引き受ける水煮はまさに女神。
しかしボリュームの少なさゆえ大賞を逃す
◆
「ミズニーランドへようこそ!」自動保管庫リンク水煮に裏切られるというのがストーリーの大筋。
ここだけ見れば水煮ゲーというより詐欺なのではないか、
という思考が頭をよぎるのも無理はない。
だが、よく考えてみてほしい。
水煮に利用されてボロボロになりたい。
水煮に足蹴にされ一生を終えたい。
そういう心境に達するのもまた事実ではないだろうか。
今作は自分の新たな一面を垣間見ることが出来る、
謂わば人生の教科書に違いない。
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「3つの水」自動保管庫リンクウォーター3姉妹というファインダーから覗く、水煮。
わてり、水煮、水産、それぞれのキャラクターの比較や、
ネタの応酬により、上質な見るゲーとなっている。
しかし、水産を行き遅れのクソババアとして描写し、
思いっきり馬鹿にしている側面があるので、
プレイには注意が必要である。
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「その綺麗な顔をふっ飛ばしてやる!」自動保管庫リンクその時、天使が舞い降りた。
このゲーム一本で水煮の可愛さが200%楽しめる、
謂わばミズナー入門書。
まずはプレイし、水煮の可愛さを再確認するのもいいだろう。
友達に勧めてミズナーの輪を広げるのも悪くない。
そんなオールラウンド水煮ゲーが君を待っている。
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ミズニーオブザイヤー大賞2013年度ミズニーオブザイヤーの大賞に選ばれたのは……
「うなされ煮」自動保管庫リンク紅一点の遊べる水煮ゲー。
前半はやるゲ、後半は見るゲといった構成になっている。
やるゲパートは
「回転しながら飛んでいくわてりをスイッチを押して止める」
という意味不明なものだが、
早くスイッチを押さなければという狼狽。
どうすればスイッチに辿り着けるんだという焦燥。
そういった感情がプレイヤーを襲い、
まるで自分が水煮になったかのような錯覚に陥る。
そう、今作は何と――
水煮に感情移入できる逆転の水煮ゲーなのである。
そして見るゲパートでは、
水煮の妹に対する愛情の深さを
その手腕で見事に描き切っている。
最後にアレックスが、
プレイヤーの心中を如実に代弁してくれるのも、
感慨深いものがあるのではないだろうか。
この作品はパーフェクト水煮ゲーと言えるだろう。
賞賛を送らざるを得ない。
今年度の水煮ゲーを振り返ると、
水煮一人としてではなく、
ウォーター3姉妹としての登場が多かったように思えます。
これは水煮のキャラクターの掘り下げが、
深くなった証拠だと自分は考えています。
僕もこういった掘り下げをksgというカテゴリーで実現したい、
そう思う所存でございます。
以上をもちまして、ミズニーオブザイヤー2013を終了させて頂きます。
ではまた来年、お会いしましょう。